COLUMN

知る人ぞ知る那須の癒しスポット 『乙女の滝』

知る人ぞ知る那須の癒しスポット 『乙女の滝』

あなたは那須のおでかけスポットといえば、どこを思い浮かべますか!? 牧場?遊園地?カフェ?チーズガーデン? ありがとうございます。もちろんそうなのですが、意外と知られていないのが川や滝といった「水」まわり。最近では「木の俣渓谷」が有名で、GWや夏休みは駐車場から車が溢れてしまうほどの人気です。

数ある水スポットのなかでも、チーズガーデンの一押しは、那須のお隣、板室温泉郷エリアにある「乙女の滝」です。それでは行ってみましょう!

 

板室温泉へ続く板室街道(県道369号)は、最近ではアートで地域を盛り上げるプロジェクト「ART369」の舞台でもあります。

乙女の滝にでかけたのは、2022417日(日)。板室温泉近くの桜並木は、今がまさに見頃で、今週末くらいまでは充分桜が楽しめそうです。

 

板室温泉をご存じない方へ、塩原温泉ビジターセンターでいただいたパンフレットをもとに簡単にご紹介します。板室温泉は、平安の康平2年(1059年)に発見された歴史ある湯治場で、元禄8年(1695年)には、会津中街道が開かれ、宿場としてにぎわったそう。板室温泉とその先にある三斗小屋温泉は、幕末に旧幕府軍と新政府軍の合戦の舞台にもなったとのことでした。

現在では、近くの沼ッ原湿原や板室ダム湖でのハイキングやネイチャーツアー、カヌー、SUPなどのアクティビティも充実しています。(詳しくは板室温泉旅行組合

ちょうど訪れたときには、100匹以上のこいのぼりが、桜と一緒にそよいでいました。5月末までだそうです。

 

板室温泉を過ぎて、5分ほど車を走らせれば、目的地の乙女の滝です。日曜のお昼でしたが、駐車場にはまだ12台の空きがありました。停められている車を見ても、半分以上は栃木県内のナンバープレート。やはり地元の方に愛されている気がします。

なぜこの乙女の滝が、チーズガーデンの一押しなのか――。理由がわかった方は、かなりのチーズガーデン通ですが、わかった方いらっしゃいますか?

乙女の滝とチーズガーデンとの関係。それは、今年リニューアルした「豊饒」というチーズケーキにあります。「豊饒」のパッケージに使われている滝の絵、この美しい風景が実は乙女の滝なのです。

 

クイズの正解者は、チーズガーデン認定3段をあげたい気持ちですが、知る人ぞ知る「乙女の滝」を早速見に行きましょう。駐車場から急でワイルドな階段を下ること5分、乙女の滝はすぐにその姿を現します。

 

ババーン!ジャジャーーン!こちらが本物の乙女の滝です!

「あれ、なんか違くない?」そう思われた方、あなたもチーズガーデン初段に認定です。そう、まだ周りの緑が青々としていない、新緑の季節より前に来てしまいました。水量も雪解け水でこれから増えてくるのでしょう。ちなみに、新緑の季節に撮影した写真はこちら。

だいぶパッケージの絵に近づきましたね。

さて、乙女の滝の楽しみは、美しい風景だけではありません。乙女の滝の入口には、「CHAI&TEAタムタム」さんというカフェがあります。

 

1人での入店でしたが、気軽に話しかけていただき、とても居心地が良いお店でした。注文したバスクチーズケーキとりんごジュースももちろん◎。チャイ、北欧紅茶がおすすめとのこと。外でも食べられるようなので、滝の音を聞きながらお茶するのも素敵ですね。

板室温泉や乙女の滝の散策とともに、ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

 

詳しくはこちら▽
乙女の滝
住所:那須塩原市板室703
HP:https://www.city.nasushiobara.lg.jp/soshikikarasagasu/shokokankoka/kankospotselection/2/2797.html

 


前の記事 次の記事