■お月見(十五夜)とは■
ススキやお団子をおそなえし、
月を眺め楽しむ「お月見(十五夜)」
別名「中秋の名月」とも呼ばれ、
1年の中で最も月が明るく美しいとされている
〈旧暦の8月15日の月〉のことを指します。
お月見の行事が日本に広まったのは「平安時代」
もともとは中国の祭事を起源とし、
平安時代の貴族たちの間で広まり、
盛んに行われました。
江戸時代に入ると
庶民にも十五夜の行事が広まり、
次第に「秋に採れた農作物に感謝する」という
〈豊作祈願〉の意味が込められた
現在のかたちになっていったそうです。
なお、地方によっては
この頃収穫される里芋をおそなえすることから、
「芋名月(いもめいげつ)」とも
呼ばれているそうです。